月山ビールとプレミアムテキーラ★錦糸町Smalllest Bar

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サハラマラソン・チャレンジ 完走報告7.気持ち的なところ

JUGEMテーマ:ウルトラマラソン

 

こんにちは!

Smalllest Barの小野です。

 

サハラの続きです。

 

 

そもそも、なぜサハラマラソンに出ようと思ったか

ということと、

大会中の精神状態と、

終わってからの気持ちを綴ります。

 

【 1、動機 】

 

出ようと決めたのは、2016年の1月後半です。

 

 

もともと、

幼少の頃に読んだ本の影響で

サハラ砂漠の冒険に憧れを持っていました。

 

それがこの本です。

 

ノンフィクションで、

ある夫婦がサハラ砂漠を冒険したお話でした。

 

感じには全部読み仮名がふってあるくらいの

子供向けの本なのですが、

内容的にはガチな冒険で、

地元の警察に捕まったり、

いろんな危険な目にあいつつ砂漠を横断するお話でした。

 

これを読んで以来、

私もいつかサハラ砂漠を冒険してみたいという

漠然とした想いが心に芽生えました。

 

 

それはそれとして、

環境的にマラソン大会とのご縁がここ数年になってできてきました。

 

2015年に初めてハーフマラソンに出場。

(かわさきハーフマラソンでした)

 

その年の11月に初めてのフルマラソン、金沢マラソンに出場。

 

マラソンは、

体力づくり、アンチエイジング、美容と健康のために

けっこう気に入って楽しむようになりました。

 

特にフルマラソンは、

完走できたら人間としてすごい!

ダメ人間脱却が認められる偉業だと思いまして

覚悟を決めて挑みました。

 

おかげさまで無事に完走できましたが、

モチベーションはそんな感じでした。

 

フルマラソンを完走したあとは、

次のステップとして、タイムを縮めるか、

走る距離を伸ばしてウルトラマラソンを目指すか

という選択肢があると思います。

 

速くなるのは難しいです…

 

ということで、ウルトラマラソンに出てみたくて

いろいろネット検索しておりました。

60K、100K、いろんな大会がありました。

その中に、サハラマラソンが出てきました。

 

以前お客さまからその大会の存在を聞いてはいましたが、

さすがにそんな大会を目指すのは

ものすごいレベルのランナーだけだと思っていました。

一般の素人はムリだろうと…

 

でも、いろんなサイトで経験者のレポートを見ると

初めてのマラソン大会がサハラマラソンだった人とか

歩いても完走できるとか、

女性の挑戦者の体験談も多く、

もしかして、私の手の届かない世界の話では

ないかもしれないと思うようになりました。

 

とりあえず、公式サイトなどを見てみると

参加費が高いのでびっくり!

3100ユーロです。

パリからモロッコのチャーター便も依頼するなら

プラス500ユーロなので、計3600ユーロです。

本日2017年6月21日のレートで1ユーロは125円くらい。

つまり、45万円くらいかかるレースです!

その他に集合場所のパリの往復の交通費がかかります。

 

うーむ、とっても興味があるけど、

前の年の店舗移転のしわ寄せもまだある状態。

でもどうしても興味がある・・・

私が昔から憧れていたサハラ砂漠を、250キロ走る大会。

 

もう一つ、ライフスタイルにおけるランニングについて

私が気になっていたことは、

フルマラソン以上の距離の大会に出ると

トレーニングや調整に何ヶ月も要することです。

私は30代後半の独身女性ですが、

今後の人生を考えると、出産を経験したい気持ちがあります

今はパートナーもいず、具体的な計画はありませんが

いつ何が起きるかわからない。

「いつかサハラマラソンに出てみたい」

とか言っていたら、その「いつか」はいつ来るの??

やるなら今しかない!!

という答えが私の中で出ました。

でも、そんなにお金に余裕もあるわけではないので

ダメもとでお客さまに募金を募って、

いけそうだったらやったろう!という

結論に至りました。

 

結果的に、募金箱に気付いたお客さまが

興味を持ってくれて、

応援してくださったので、

必死にがんばったら行けるな!という読みで

エントリーをいたしました。

 

その後、装備やトレーニングなどにも

何かとモノイリでお金はかかりましたが、

決心すると物事は動くと言いますが

まさにその通り、無事に参加できる運びとなりました。

応援してくださった皆様には

本当に感謝の気持ちでいっぱいです!

ありがとうございました☆



 

【 2、大会中の気持ち 】

 

ついに本番を迎えて、

ワルザザートの空港に降りたち、

長いバス移動を経てビバークに到着した時は

胸が高鳴りました。

 

リピーターの参加者もいらっしゃったので

いろいろ教えていただけて心強く、

不安というよりは楽しみしかありませんでした。

 

バス移動の時から始まった、

そのへんでおトイレをしないといけない事には

正直気が重かったです(笑)

私は田舎で育っているので

小学生の時などは学校帰りにたぶん

田んぼのあぜ道なんかで

用を足したこともあったと思うのですが・・・

この年になってそういう経験をするとは、

予想だにしていませんでした(笑)

 

いざレースが始まって、

世界中の参加者と一緒に走り出した時には

世界中の物好きが集まって走ってるんだなぁ、と

感慨深かったです!

 

途中、初期の頃には

「私はここで何をやっているのだろう…」

思う瞬間がありました(笑)

この気持ちは、

初めてトライアスロンに挑戦した時にも感じた気持ちで、

それが妙に懐かしく、妙にうれしかったです(笑)

またこの気持ちを味わうことができました。

好き好んで来ているのに、

なんだか不思議なものです。

 

でも、競技中、途中でイヤになって

やめたいと思った時は一度もありませんでした。

 

皆さまからの応援もあるし、

これでリタイヤはシャレにならないと思ったし

今回リタイヤしたら、

次のチャンスは来ないかもしれないとも思いました。

何よりも、リタイヤしたいと思うほどツライ時がなかった気がします。

(時間がたって、つらかった事を忘れている可能性も…)

 

何よりも、子供の頃から夢見ていた

サハラ砂漠の冒険が叶ったことが

うれしかったです!

しかも、サポートつきの冒険なので、

安全です。

 

3日目あたりから

日本の参加者でもリタイヤする人が出てきて

状況を聞くと、熱中症とか、体調を著しく崩してとのことでした。

その悲報で、私の心も引き締まりました。

油断をしたら、私にも起こりえる事態かもしれない、と。


 

そして、あまり先のことは考えず、

毎回、次のCPにたどり着くことだけを考えていました。

他の参加者の方から、

「人生のことを考えるいい機会だ」という

アドバイスをもらったという話を聞いたけど、

人生のことはうまく考えられませんでした(笑)

 

上りでつらい時は、

よく山に行っていた死んだ爺ちゃんのことや

頼もしかった死んだ父のことを考えました。

 

この長い大会に、いつかは終わりが来てしまう、

という気持ちと、

早く終わってくれ、という気持ちが入り混じっていました。

 

コースの途中、他の選手から

「来年も出る?」と聞かれましたが、

「I don't think so.」とか言って

クールに決めてみました(笑)

もう1回で気が済んだよー!という気持ちでした。

 

無事に完走できて、

ほっとしたし

感激でした

 

夢が叶ったこともうれしかったです!


 

 

【 3、MDSを終えて 】

サハラマラソンに出る、と言うと

「すごいね!」と言われました。

でも、完走できたら本当にすごいのであって、

出るだけならお金を出せば誰でも出られます。

(お金の工面も大変ですが^^;)

 

無事完走して、

それじゃあ私はすごくなったのか、というと

疑問です。

別に前と人間が変わったわけじゃない。

 

でも、一つの目標が達成できたことでの

自信を持つことはできました!

 

そして、時間が経った今、

サハラマラソンの何が素晴らしいかを考えると

あんな長距離を自分の脚で移動したことが

とってもロマンのあることだと思います。

昔の人は嫌でも自分の脚で旅していたわけで。

 

私は昔から、水戸黄門にも憧れていました。

現実にはそんなに旅していたわけではないとも

言われている水戸光圀公ですが、

家来を連れて、自分の脚で全国漫遊の旅をしている、

なんとも優雅だし、もちろん大変だけど

電車、バス、飛行機、車など

便利な現代ではなかなかできないし

不便すぎて誰もやりたくないことですよね。

時間も必要だし。

 

地名もわからない砂漠の中で

7日間ウロウロしただけだけど、

とっても貴重な体験ができました。

昔の私だったらそんな根性はなかったかも。

 

I don't think so, とカッコつけて

言い放った私ですが、

時間が経ったら、

またやってもいいかな、という気持ちに変わりました。

 

何物にも替えがたい、貴重な体験。

まさにそういう感じです。


(この中に私がいます。花笠をさがして!)

 

MDSは今年から、

スペインのカナリア諸島でのハーフMDSと

ペルーのイカ砂漠でのMDS、

新しい大会を開催します。

 

ペルーの大会が気になっちゃってしょうがない!

 

モロッコは憧れのサハラ砂漠で

アウェイの地でしたが、

ペルーってなんか、

テキーラの仕事をしている私には

どっちかというとホーム(?)感が…

もちろん行ったことがあるわけじゃない。

テキーラもメキシコだから中米。

 

でもなーーんか、気になる!

 

また極限状態で長距離を自分の脚で移動したい!

 

でも、舌の根の乾かぬ内にまたお金かけて行くのか…?

 

いろんな葛藤がありましたが、

他のMDS参加者の言葉、

「迷ったときは、ハイかYESだ!」

という名言にシビれて、行くことにしました。

付け加えて、

「迷ったときは、ハイかYESかSiかOui!」

というMDS仕様にアップデートしときます。

 

というわけで、

11月末から12月にかけての

MDS Peru、出ます!

エントリーしました!!!

 

ペルーという国は神秘的な魅力があります。

マチュピチュ、ナスカの地上絵…

MDSで行くパラカスという場所も

地上絵があったり、

パラカススカルと呼ばれる

謎の頭蓋骨が発見されています。

 

魅力的…

 

それもありますが、

MDSのリピーターの方の気持ちが

わかるようになりました。

 

 

そうは言っても、

やはりMDSにかけるモチベーションは

人それぞれみたいです。

 

それを知るのもおもしろい。

 

私は今後も

冒険を忘れずに生きていきたいです。

そんな偉そうなことを言っても

皆さまからの援助で達成できたことなので

感謝も忘れずに。

 

皆さまもやりたいことがあったら

あきらめずにトライしてみてほしいです。

Where there is a will, there is a way.

です。

意志あるところに道は開ける。

何かしらやり方はあるはず!!

 

 

というわけで、

大変長くなってしまいましたが、

最後までお読みいただきまして

ありがとうございました!
 

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